オアフ島ノースショアのランドマークのひとつであるシェイブアイス店が創業73年を迎えたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ハレイワのカメハメハ・ハイウェイ沿いにある「マツモトシェイブアイス」は、1951年2月13日、初代のマモルさんとヘレン・モモヨ・マツモト夫妻によってオープンした。創業当時はノースショアに住む日系人を相手にした雑貨店で、日用雑貨や食料品などを取り扱っていた。後に店舗の一角でシェイブアイスを取り扱うようになり、1960年代のサーフィンブームでハレイワを訪れるアメリカ本土からの旅行者の間で人気となった。その後、ノースショアブームの終焉やハレイワの再開発などさまざまな波があり、他店は閉業を余儀なくされたが、同店は一年中行列の絶えない人気店となっている。
73周年を記念し、マツモトシェイブアイスでは、24日(土)午前10時から午後6時まで、3種のスモール・シェイブアイスを1ドル(税別、トッピング別)で販売する。同店オーナーの友人である人気ローカルブランド「ハイライフ・クロージング」のカイル氏がデザインした73周年記念Tシャツも販売され、24日(土)のみ10ドル(税別)の特別価格で購入が可能となる。なお、73周年記念Tシャツは25日(日)以降は24ドルで販売される。
イベント当日は、シェイブアイスを購入するとスクラッチカードが配られ、当選者には最高100ドルのギフトカードが進呈される。また、午前10時からはハワイを拠点に活動し、数々の賞を受賞しているボーイズバンド「クロッシング・レイン」が特別出演する予定となっている。
オーナーのスタンリー・マツモト氏は、同店のソーシャルメディアにて、「ずっと私たちのビジネスを支えてくれて本当にありがとう。この73年間、皆さんが示してくれた愛に心から感謝している。土曜日、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」とコメントしている。
イベントの詳細はこちら。
https://matsumotoshaveice.com/
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(日刊サン 2024.2.23)