【ハワイニュース】200万台のエア・フライヤーがリコール措置 火傷・発火の恐れあり
エアフライヤー(ノンフライヤーとも呼ばれる)は、油を使わずにヘルシーで美味しい揚げ物が作れ、後片付けが楽だと人気の高い調理器具だが、アメリカ消費者製品安全委員会(Consumer Product Safety Commission: CPSC)は、コソリ(Cosori)社製商品のリコール(自主回収)措置を発表したとKHON2が伝えている。
リコール対象となっているのは、2018年6月から2022年12月までに、ベスト・バイ(Best Buy)、ターゲット(Target)、ホーム・デポ(Home Depot)などの大手チェーンやオンラインで全米およびカナダやメキシコで販売された200万台以上のフライヤーだ。
委員会はこれまでに、200件あまりの出火、火傷、融解、過熱、発煙などの報告を受けているという。
コソリ社によると、原因は誤った配線接続によるもので、フライヤー内部で熱が発生し、まれに出火や火傷を引き起こす可能性があるという。
リコール対象商品は、容量3.7クオートと5.8クオートのもの。
色は黒、グレー、、白、ブルー、赤の4色。
型番は以下の通り。
CP158-AF, CP158-AF-R19, CP158-AF-RXW, CP158-AF-RXR, CAF-P581-BUSR, CAF-P581-AUSR, CAF-P581-RUSR, CP137-AF, CP137-AF-RXB, CP137-AF-RXR, CP137-AF-RXW, CS158-AF, CS158-AF-RXB, CS158-AF-R19, CAF-P581S-BUSR, CAF-P581S-RUSR, CAF-P581S-AUSR, CO137-AF, CO158-AF, CO158-AF-RXB, CP258-AF
同社では、これらのエアフライヤーの所有者に対し、直ちに使用を中止し、コードを切断した上で、コソリ社に連絡するよう呼びかけている。
無料で新しいエアフライヤー、もしくは別の製品に交換するという。その際にレシートは不要だが、コードを切断したフライヤーの写真が必要とのこと。
リコールの詳細についてはこちらから。
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写真:CPSC
(日刊サン 2023.2.23)