レストランでカード情報を盗む
レストランでサーバーとして働いていたウォルター・パデゥアは、顧客からテーブルで預かったクレジットカードをスキミングして情報を盗んでいた件で起訴されていたが、2月23日の連邦裁判所で罪を認めるとKHONが伝えている。
パデゥアの弁護士によると、彼は薬物中毒で、違法薬物を手に入れる見返りとしてドラッグディーラーから渡された機械を使ってレストランの客から預かったクレジットカード情報を抜き取って渡していたという。
パドゥアが盗んだカード情報をもとに偽のクレジットカードを作成していたとしてミシェル・イーとジェフリー・リースも起訴されている。
偽のカードはアップルやベスト・バイ、薬局などで商品の購入に使用されていた。
弁護士によると、パドゥアはカードのスキミングを認めており、おそらく連邦刑務所に3年くらいの禁固刑になるという。
この事件は2017年に起こったものだが、裁判が何故こんなに遅れているのかは明らかになっていない。
専門家によると、レストランで支払いの時にサーバーがクレジットカードを見えない場所に持っていくのは安全な方法ではないという。
最近ではテーブルサイドで支払いができる端末の導入も進んでおり、携帯電話での支払いも増加傾向にある。
いずれにせよ、クレジットカードの使用明細を定期的にチェックして、怪しい使用に目を光らせることが最も重要だ。
(日刊サン 2021.2.23)
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