ハワイ島最南端のナアレフ地域で、0.25エーカー（約1,000平米）の土地とロッジが15万9,000ドル（約1800万円）で不動産販売リストに掲載されていると、KHON2が報じている。

ロッジの販売リストによると、ビーチから徒歩で約15～20分の距離にあり、敷地内にはパパイヤやバナナ、アボカドの木がある。ロッジは1年前に建てられたばかりだという。不動産業者のアイボリー・カルバー氏は、「ロッジはやや荒削りですが、野外キャンプとまではいきません。と話した。

ロッジからは、海と山両方の景色も望める。太陽光発電のパネル６つと給湯器が備え付けてあり、100平方フィート（9.２平米）のベッドルームとラナイがあり、キッチンとバスルームは外にある。全ての部屋は半アウトドア様式になっており、ベッドルームは、よろい窓で雨風を凌げるようになっている。カルバー氏によると、不動産販売リストを見た人々からは、ロッジをバケーションレンタルとして使用できるかどうかの問い合わせが多いという。

現在の州法では、建物がバケーションレンタルとしての安全性を備えた建築基準に沿っていることの証明書と、経営のための許可証が必要。しかし、現在、許可証の申請手続きが停止されているため、バケーションレンタルでの利用は事実上不可能だ。

カルバー氏は「家族で生活するにはお勧めできませんが、島の自然に溶け込み、地域の喧騒から少し離れて暮らしたい一人暮らしやカップルの人にはうってつけの物件です」と話した。