子供の虐待を疑ったらここへ連絡
18カ月のキタヤ・アンコッグちゃんが行方不明になっている事件では父親による虐待が伝えられているが、最近その他にも2件の子供の虐待が報告されている。
子供の虐待は社会の中でまだ実際にどこかで起こっている問題で、周囲の人間がどのように注意をして、もし虐待を疑った場合にはどうすれば良いのかをKHONが伝えている。
2020年5月、フアカイ・カラマウは5ヶ月の赤ちゃんの死亡について過失致死罪で起訴された。
赤ちゃんが泣き止まないことに腹を立てて乱暴に揺さぶったことを認めている。
2021年1月、エリアス・バーガスは4ヶ月の赤ちゃんを死にいたらしめたことで起訴された。
解剖で、乳児の体には頭を殴られたことによる死亡原因の他にも複数の虐待の跡が見つかっている。
家庭内暴力の救済を目的としているドメスティック・バイオレンス・アクション・センターの代表であるナンシー・クレイドマンさんは、幼児に対する虐待事件が立て続けに起きていることを心配している。
センターでは2月8日の週の時点で1,530人の子供たちの虐待を疑われるケースを抱えている。
新型コロナウィルス感染拡大を抑制する措置として学校が閉鎖されている現在、子供たちは学校や課外活動など外に出る機会を奪われており、外部の人間との接触を断たれているために子供の虐待を見つけることがより困難になっている一方、親たちもコロナによるストレスを抱えていることにより虐待の傾向が強まっているという。
虐待に関して注意するべき兆候としては、子供の体に複数の打撲傷、あざ、火傷の跡があったり、鬱の傾向や攻撃的な行動、引きこもりや他人との交流を恐れたりすることが挙げられる。
子供たちを守るためには地域の協力が不可欠だ。
もし子供の虐待が疑われると感じた時には、以下の番号に通報を。
子供の虐待・ネグレクト報告ホットライン
(808)-832-5300 or (toll free) 1-(888)-380-3088
子供の人身売買報告ホットライン
(808)-832-1999 or (toll free) 1-(888)-398-1188
成人の暴力・ネグレクト報告ホットライン
(808)-832-5115
(日刊サン 2021.2.19)
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