ペンシルバニア州マウント・プレザントにある動物病院に1月24日、1匹の動物が保護されて連れてこられた。
その動物は非常に栄養状態が悪く「骨と皮」だけのような体で、大半の毛も抜け落ちていた。
動物病院では疥癬の治療を施しつつ栄養のある食べ物を与えたところ、1週間後にはかなり症状が改善した。
攻撃性はなかったが、警戒しているようだったという。
ところがその動物が1月末に窓から逃げ出してしまった。
職員は周辺にワナを仕掛けたり、冬の厳しい寒さから逃れられるようにと納屋の扉を開放して中には大量の干し草をひきつめたりしたが、その動物が現れることはなかった。
そして、治療中に採取したDNAの結果が出て、この動物は誰かのペットの犬ではなくて100%コヨーテだったことが確認されたとフォックス・ニュースが伝えている。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.18)
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