およそ6カ月に及んだカイザー・パーマネンテのメンタル・ヘルス部門のストライキが収束に向かうとKHON2が伝えている。
16日(木)、今後3年間の労働契約についての暫定合意に達したため、172日間継続されていたストライキが終了されることになるという。
メンタル・ヘルス関係者による172日間の労働組合ストライキは、アメリカ史上最長のものとなった。
心理治療医、ソーシャル・ワーカー、精神科の看護師、化学物質依存カウンセラーなどを含む、メンタル・ヘルス部門の従業員およそ50人が、これから暫定合意の内容について吟味し、受け入れるかどうかの投票を行うことになっている。
この作業が終了すると、合意内容は全組合員に公表され、従業員らは来週火曜日に職場復帰することになるだろうと見られている。
病院入り口で行われていた抗議活動は、16日に解除された。
カイザーは、「メンタル・ヘルス部門のスタッフ、そして彼らの素晴らしい医療サービスに深く感謝している。今回合意に至ったことを非常に嬉しく思う。組合から良い結果が聞けることを楽しみにしている」と述べた。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.17)