オアフ島のホノルル動物園に16日、雌のカバ「マラ」が仲間入りした。2003年9月24日生まれの18歳で、ロサンゼルス動物園から寄贈された。
ホノルル動物園のリンダ・サントス園長は、「大型の哺乳類は常設展示ができない場合もある。ロサンゼルス動物園の協力で、マラをカバの展示に入れることができたのは、非常に運がよかった」と話した。
マーラの体重は約1.6トン(3,610ポンド)。園内のアフリカサバンナ展示エリアで会うことができる。ホノルル動物園には、もう1頭の雌のカバ「ルイーズ」がいる。ルイーズは33歳で、1991年9月14日、デンバー動物園で生まれた。
野生のカバはアフリカ大陸南部に生息しており、現在の個体数は約13万頭。陸上で3番目に大きい哺乳類で、獰猛な性格のため、世界で最も危険な動物の1種とされている。国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources:ICUN)の絶滅危惧種レッドリストでは「脆弱」に分類されている。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.17)