2月15日(火曜日)午後7時30分ごろ、カポレイ警察署のすぐ前で女性が男性に襲われているという通報を受けて警察が出動したところ、ケガを負った女性が倒れているのが発見された。
女性は意識不明の状態ですぐに救急車で病院に搬送されたが、病院で死亡が確認された。
女性のすぐそばには大量の血がついた木の幹棒が落ちていたため、男性は女性をその棒で殴りつけたとみられている。
女性を襲った犯人は、前日月曜の夜に男性1人と警官1人を襲うという事件を起こして逮捕され、女性を暴行する直前に釈放されたばかりだったとKHONが伝えている。
近くにいたガフィー・ヌテリアルティさんは「警察署前に救急車が来て、パトカーが何台も到着してすごい騒ぎになっていました。警察署前がパトカーの青色灯でいっぱいで、騒ぎは40分くらい続いていました」とインタビューに答えている。
前日に別の事件を起こして逮捕されていたマイケル・カラマ・アームストロング(35歳)は火曜夜に殺人罪で再逮捕された。
ホノルル警察のレード・ヴァニック暫定署長は「犯人は前日の夜に起こした事件の取り調べのためにカポレイ警察署内に拘留されていましたが、起訴がされないことになったためにいったん捜査保留となり釈放されました。そして釈放直後に今回の暴行事件を起こしました」と発表した。
警察によると、アームストロングには禁止されている武器を所有していたことで有罪判決を受けている過去があり、2009年には3件の事件を起こして起訴されたが心神喪失を理由に無罪となっていた。
被害者と加害者の間に面識はなかったようだが、警察は詳細を捜査しているという。
アームストロングは現在警察で拘留されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.17)