ルイジアナ州からハワイへやってきた2人の観光客は、到着後に空港で義務付けられている検疫を免れようとして空港職員を買収しようとしたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

ジョントレル・ホワイト（29歳）とナディア・ベイリー（28歳）は、ハワイへ出発する前にコロナ感染の検査を受けずに2月12日にダニエル・K・イノウエ空港に到着した。

ホワイトは空港職員に2,000ドルを渡して自己検疫を免れようとし、ベイリーはさらに1,000ドルを追加して職員に迫ったという。

当該職員はすぐに空港保安官に連絡をし、2人は買収容疑で逮捕され、釈放後すぐに本土への飛行機へ搭乗し帰っていった。

この件に関する調査は引き続き行われることになっている。

また、12日にはミシガン州からやってきたアンソニー・ジョンソン（44歳）は陰性証明を持たなかったために10日間の自己隔離を求められていたが、守らなかったために逮捕され、2,000ドルの保釈金が設定された。

マウイ島では、オアフ島の住民でマウイ島を陰性証明なしで訪れたダニエル・ジンデンブランド（24歳）が自己隔離を行わなかった容疑で14日に逮捕され、16日に釈放後オアフ島に戻っている。