最新の調査によると、アメリカ人の60%が、独身者はバレンタインデーにデートをしなければならないというプレッシャーを感じており、また70%以上の人が、異性カップルの場合の最初のデートは男性が支払うべきだと考えていることがわかったとNerdWalletが伝えている。
アメリカの市場調査および分析会社である「ザ・ハリス・ポール」は、成人2000人以上にオンライン調査を実施し、デートやプレゼントへの出費予定、デートや経済全般についての考えを調べた。
今年のバレンタインデーの予定やプレゼントを考えているアメリカ人は、平均で188ドル使うと答えている。「0ドル」と回答したのは男性35%に対し女性は47%で、これは、バレンタインデーに予定がないか、男性パートナーが料金を払うことを示唆している。出費額は、ミレニアル世代は平均274ドル、Z世代は平均197ドル、X世代は平均144ドル、ベビーブーム世代は平均96ドルとなっている。
また、多くのアメリカ人(72%)は、異性カップルの場合、「最初のデートは男性が支払うべき」という意見に賛成している。興味深いことに、女性よりも男性の方がそう答える傾向が強い(男性78%、女性68%)。これが昔ながらのジェンダー規範に基づくものなのか、男女間の賃金格差に対する認識なのか、それとも他の何かによるものなのかは、推測するしかない。
「誘う側が支払う側になるべき」という意見もある。調査によると、アメリカ人の65%が、誰かにデートに誘われた場合、その相手がデート代を支払うことを期待することに同意している。女性の方が男性よりもそう答える傾向が強い(77%対52%)。
収入に応じて支払うべきかどうかについては、さらに意見が分かれる。57%の人は、カップルで収入の多い方が少ない方よりもデート代を払うべきだという意見に賛成しているが、43%は反対している。
また、交際中のカップルは、デート代以外のお金の話についても、早めにした方がいいかもしれない。調査によると、3分の2以上(68%)が、カップルは付き合って半年以内に金銭について話し合うべきだという意見に賛成している。
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