トラック運転手の需要増
新型コロナウィルス感染拡大で仕事を失った人々がいる中で、配達に従事するトラック運転手の需要が増加していることから、トラック運転手になろうとしている人々が増えているとKHONが伝えている。
自動車学校を経営しているリチャード・ホアピリさんは、今まで一度もクラス参加者に空き待ちが出たことはなかったが、今ではトラック運転手になりたい人が空き待ちをしている状態だという。
「トラックドライバーを探しているので紹介してほしいという会社から電話があったり、倉庫係を運転手にするためにクラスを受講させようとしている会社もある」ほど、配達を担うトラックドライバーの需要は増加している。
一方、新型コロナで打撃を受けたのはホテルなどホスピタリティ業界で働いていた人々だ。
観光客がまだ戻らないハワイでは失業したままの状態の人々がおり、生きていくためには仕事を必要としているため、トラックドライバーになろうとしている人が多いとホアピリさんは言う。
郵便局では新型コロナが拡大して以来、郵便物の配達量が増加して募集をしているポジションが追加されている。
特に郵便配達員はオアフ島、マウイ島、カウアイ島、ハワイ島で空きがあるので、詳細と応募はこちらから。
宅配大手であるUPSでも新型コロナでオンラインショッピングで買い物をする人々が増加したため配達量が増加しており、様々なポジションで応募を待っているそうだ。
ホアピリさんによると、トラックドライバーの平均的な年収は50,000ドルから80,000ドルだと言うが、ドライバーになるための受講クラスは来年まで予約でいっぱいだそう。
(日刊サン 2021.2.11)
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