【ハワイニュース】男が空港セキュリティ突破 乗客1,000人に影響 ハワイ島コナ
ハワイ島のコナ国際空港で、9日午後6時18分頃、30代くらいの男がセキュリティを突破し、搭乗ゲート内に侵入する騒ぎがあった。
男の侵入後、米運輸保安庁(Transportation Security Administration: TSA)は、セキュリティチェックのゲートを、午後8時15分から午後9時まで一時的に閉鎖した。
また、搭乗ゲートで待機していた全ての乗客が、一旦外に出て再度セキュリティチェックを受ける事態となった。これにより、当時予定されていたコナ空港からの出発便のうち、2便が約2時間遅延し、乗客約1,000人が影響を受けた。到着便に影響はなかった。
ハワイ州運輸局(Hawaii Department of Transportation: HDOT) によると、侵入した男は現場から逃走。現在、行方が分からなくなっており、騒ぎについての捜査は保留されているという。
当時、コナ空港にいた利用客の1人は、「男が滑走路に侵入し、大勢の人が彼を追いかけ回していたのを見た」と話した。HDOTによると、男は30~40歳くらいで、中肉中背、褐色がかった金髪だったという。
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写真:Danne_l / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.10)