【ハワイニュース】ジョシュ・グリーン副知事、ハワイ州知事選出馬を正式発表 8月に予備投票
ハワイ州のジョシュ・グリーン副知事は、10日朝のハワイニュースナウ・サンライズのインタビューで、次期州知事選に出馬することを発表した。
民主党候補のグリーン副知事は、2018年から現職。そのかたわら、救急救命室の医師としても職務に従事している。新型コロナウイルスによるパンデミック下では、マスク着用やワクチン接種の効果、感染状況などについて、医学的見地に基づいた考えを発信し続けた。現職以前は、ハワイ島農村部で救急救命医として働きながら、ハワイ州議会上院・下院双方の州議員を経験した。
今回の州知事選で、民主党からは、他にヴィッキー・カエタノ氏が出馬を表明している。また、カーク・コールドウェル元ホノルル市長とカイ・カヘレ州下院議員も、非公式ではあるが知事選出馬の可能性について言及している。
共和党からは、ハワイ島在住のビジネス・コンサルタント、ポール・モーガン氏、米インド太平洋コマンドプログラムマネジャーのリン・マリアーノ氏が出馬を表明している。また、ディベロッパーのピーター・サビオ氏、元UFCファイターのB Jペン氏も出馬する可能性がある。
一方、州知事選の選挙資金集めで、グリーン副知事は、昨年下半期までに77万4,000ドル(約9,000万円)超を調達。現時点で110万ドル(約1億2,700万円)超が副知事の手元にあるとされ、資金面では既に他の候補者らと大きな差をつけている。
予備投票は8月13日に行われる予定。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.10)