ニューヨーク市のセントラル・パーク動物園の檻が何者かによって壊されたために逃げ出したミミズクが人気者になっているとフォックス・ニュースが伝えている。
ニューヨークの5番街近くにある動物園で、何者かによってステンレスの金網が破壊され、今月2日、「フラッコ」という名のミミズクは檻から飛び去った。
一旦はセントラル・パークに戻っているところが目撃されているが、まだ自由の身のまま飛び回っているという。
その姿を一目見ようと集まってきた見物人のひとりは、「もしかしたら餌の獲り方を知らないかもしれない」と述べ、また、別の見物人は、「このまま生きていけると思う。飛び方を学んだのだから、狩りの方法も自分で学習するだろう」とコメントしている。
逃げたワシミミズクは北米原産ではないが、セントラル・パークには、アメリカワシミミズクやカンムリミミズクなどの在来種が生息しており、ネズミや小型の鳥を食糧にしている。
人々はこのミミズクの行く末を見守っているようだ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.9)