パンデミック最中の2021年にワイキキにあるサーフボード置き場が放火された事件を記憶している人は多いだろう。
この事件の裁判で判決が下されたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
2021年10月17日、ワイキキのモアナ・サーフライダー・ホテルとワイキキ交番の間のサーフボード置き場から出火し、施設と置かれていた500枚のサーフボードが焼失した事件で、第2級放火の容疑で起訴されていたグレン・A・ヘルトン容疑者(49)は8日(水)、有罪判決を受けた。
同容疑者は、10年の懲役刑が言い渡され、サーフボード置き場の所有者で管理者でもあるホノルル市に対し、41万4,209ドルの賠償金の支払いを命じられた。
また、別の第2級強盗事件でも10年の懲役刑、さらに別の第3級放火事件で5年の懲役刑が言い渡されたが、司法取引の一環で、全て同時に服役することになる。
ホノルル検察官のスティーブ・アルム氏は次のように述べている。
「ヘルトン容疑者が禁固刑を受けることにより、ワイキキはより安全な場所となるだろう。今回の判決でサーフボード置き場が元に戻るわけではないが、ホノルル警察と検察による継続的な取り組みをはっきりと示すことができた」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.9)