未成年の飲酒は大人の責任
マウイ島では、未成年の飲酒についての新しい条例が、マウイ郡議会で全会一致で承認されたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
未成年者が飲酒をした場合に、集まりを開催した主催者にその責任を負わせるというこの新しい条例は今年9月1日から施行されることになっている。
例えば、友人家族を招いてパーティーを開きそこで未成年が飲酒をしたことが証明されたら、そのパーティーの主催者が罰金刑となるということだ。
1回目の罰金は200ドル、12カ月以内の2回目の違反では500ドル、12カ月以内の3回目の違反では1,000ドルの罰金となる。
もし12カ月以内に4回以上の違反をした場合には、その違反行為の摘発などに警察、消防、救急が出動した費用に全てを支払うこととなる。
この条例では、未成年がアルコールを所持あるいは消費した場合に、その集まりを実行したり、助けたり、許可をしたり、促進した人物に責任を負わせるとなっており、集まりとは2人以上の人間がいる環境と定義されている。
市議会議員のマイク・モリナ氏によると「この条例は我々の地域社会の中の若者達を飲酒から守るための良い手段となる」としている。
(日刊サン 2021.2.8)
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