コロナ禍中 子供の学力低下
新型コロナウィルス感染拡大で子供達は学校で勉強をする機会を失った。
21%の小学生が英語の授業で学力が「とても低い」、15%の小学生が算数の授業で取り残されているという結果が出ているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
また、12%の高校生が英語もしくは数学で単位を落とすほど成績が悪く、10%の高校生が科学もしくは社会科で単位を落としそうだという。
中学校では8%の生徒が英語、数学、化学、社会のどれかで単位を落とす成績となっている。
ハワイの教育委員会は州教育局に対してコロナ禍中での子供達の学力について調査を依頼しており、その結果がオンライン上に発表されている。
データを見れば明らかに子供達の学力が低下していることがわかる。
専門家によると「遠隔授業というものは、一定の生徒達には向いていないことは明らかです。このような子供達を取り残さないようにするためにも早急な対応が必要とされています。特に夏休みの間に特別講習などで子供達を救い上げる必要があります」
このままで行くと、卒業を控えた38%の高校生シニアは学力が低く単位を落としているために5月に卒業するのが難しいという結果が出ているが、学校の学力レベルの違いなどが考慮されていない部分もあるという。
子供の学力についての詳細なデータがこちらから。
(日刊サン 2021.2.8)
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