オアフ島東部ワイマナロのシーライフ・パーク・ハワイ(Sea Life Park Hawaii)で5日、2頭の若いウミガメが海に放された。同施設でウミガメを放すのは、今年に入ってからは今回が初めて。放されたウミガメは、同施設が実施するウミガメの保護と繁殖のためのプログラムで管理されていた。このプログラムで保護されているウミガメは、甲羅の全長が35センチになった時点で海に返される。同施設では、現在までに、1万7,000頭以上のウミガメを卵から孵化させ、海に放している。施設が管理するウミガメたちの年齢は70~80歳で、施設内で保護されているビーチに毎年卵を産む。今回のウミガメの解放は、環境保護団体のワイマナロ・リム・フイ(Waimanalo Limu Hui)との提携下で行われた。アース・デーの4月24日にも、新たな個体が海に放される予定。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.7)