【世界のこぼれ話】6歳児が父親の携帯電話でフードデリバリーを大量注文 ミシガン州
6歳の男の子が父親の携帯電話で大量のフードデリバリーを注文してしまったとAP通信が伝えている。
1月28日(土)の夜、ミシガン州デトロイトにあるキース・ストーンハウスさんの自宅に、数軒のレストランから大量の食べ物が配達されてきた。
6歳のメイソン君に携帯電話のゲームで遊ばせていたのだが、その時に父親のフードデリバリー・アカウントを使って次から次へと注文を繰り返したためだ。
合計金額は1,000ドルに達したという。
メイソン君が注文したのは、ジャンボ・シュリンプ、サラダ、シャワルマ(中近東の食べ物)、チキンのピタ・サンドイッチ、チリ・チーズのフライドポテトなどで、次々に配達された。
母親のクリスティンさんが外出中で、キースさん1人でメイソン君の面倒を見ていたときの出来事だったという。「全く面白い話ではありません。人に話すときには笑えますが、1,000ドルは大きい」とキースさん。
クレジットカード会社は、不正使用の疑いがあるとして警告メッセージを送っていた。
両親は翌日、メイソン君がしたことは盗みに近いことだと説明し、11月の誕生日にもらった貯金箱の115ドルを代償として取り上げたという。
大量の食品の一部は冷蔵庫にしまい、残りは近隣住民を招待して一緒に食したという。
状況を知ったフードデリバリー運営会社「Grubhub」は、この家族に1,000ドル分のギフトカードの提供を申し出たという。
キースさんは、「携帯電話のパスワードを変えました。今度から子供を携帯電話で遊ばせるときには、アプリは終了させておきます」と述べている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.6)