アメリカで特に人気の高いスーパーボウルは、今年は12日(日)にアリゾナ州で行われるが、同日、東京の両国国技館では第13回白鵬杯が開催される。
白鵬杯は、日本全国の少年力士たちが集結する日本最大級の少年相撲大会だ。
今回、ハワイから10歳から15歳までの6人の少年が全米代表として参加することになっているとKHON2が伝えている。
この6人が相撲を学ぶアロハ・ステート相撲協会の会長兼コーチであるケナ・ヘファナン氏は次のように話している。
「新型コロナ規制があったため、日本の大会に参加できるのは3年ぶり。アメリカ代表として出場するのは非常に光栄なことだ。我々はまた、ハワイの精神を伝えるアロハの大使でもある。パンデミックが始まってから現在に至るまで、バーチャルでの練習をしてきた。子供たちは昨夏以来ずっと体の調子を整えており、気合も入っている」
同氏は、兄弟で父親から相撲を学び、元大関の小錦や元横綱の武蔵丸とも親しい人物だ。
「相撲は素晴らしいスポーツだ。投げ倒され、叩きつけられても、また立ち上がって前に進んでいく。人生のレッスンのようなものだ。ハワイで相撲を学んでいる子供たちは、これからの人生でも頑張っていくだろう。今回の大会でも、対戦相手と互いに尊重し合い、楽しみながら戦ってもらいたい」
白鵬杯には、世界17カ国から1,500人近い子供たちが集い、競い合うことになっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.2.3)