【ハワイニュース】禁酒月間「ドライ・ジャニュアリー」 ハワイ州では人口の14%が参加
米中毒センター(AAC=American Addiction Centers)の最新の報告によると、ハワイ州住民の14%が「ドライ・ジャニュアリー」(Dry January)と呼ばれる禁酒月間に参加したとKHON2が報じている。
コロンビア公衆衛生局(CPH= Columbia Public Health)の報告では、2020年3月~9月にかけての米国内の酒類販売店の売り上げ高は419億ドル(約4兆8,000億円)だった。パンデミックが続く中、全米のアルコールの販売量は「家飲み」をする人々の増加とともに増え続けている。
CPHは、家飲みの増加は、パンデミック中のストレスや、精神的な不安解消のための新しい方法になっているとの見方を示している。また、ドライ・ジャニュアリーで禁酒をした人々は、2月に入り、通常よりも多い酒量を摂取し始める傾向がある。
AACの報告によると、1月に禁酒をしていた人々の31%が、2月1日から再びアルコールを摂取し始め、アメリカ人の5人に1人はより多い酒量になる。また、アメリカ人の5人に2人が、今年10月の禁酒月間、「ソーバー・オクトーバー」(Sober October)に参加する見込みだという。
全米50州の1月の禁酒率を含むAACの報告は、https://detox.net/blog/festive-february/から。
シェアする
写真:Shutterstock
(日刊サン 2022.2.3)