「ハワイアン・エレクトリック(HE)」社は、2日(金)と3日(土)に州の大部分を襲うと予想される大雨と強風に備え、前もって準備をするよう住民に呼びかけている。
ホノルル・スター・アドバタイザーの報道によると、米国立気象局は、寒冷前線が2日(金)から週末にかけて「天候の劇的な変化」をもたらすと予想しており、それには西から東への急速なにわか雨の移動や、強い突風による北風が含まれる。
HE社は、悪天候の間、強風が木や瓦礫を吹き飛ばして電柱や送電線に当たり、停電や電気機器の破損を引き起こす可能性があると警告している。また、大雨により地下ケーブルやその他の設備が浸水する可能性もあり、その場合は復旧に時間を要することになる。
悪天候に向けて推奨される準備は下記のとおり。
●電池式ラジオを含め、非常時の持ち出し品を確認する。
●HE社のアカウントを記録しておき、コンピューターやモバイル機器からhawaiianelectric.comのオンラインアカウントにすぐにアクセスできるようにしておく。
●HE社のトラブルライン番号をメモしておく。オアフ島1-855-304-1212、マウイ島808-871-7777、モロカイ島とラナイ島1-877-871-8461、ハワイ島808-969-6666
●家族の誰かが電気で動く医療機器を使用している場合は、バックアップ電源を確認する。避難が必要になった場合の避難場所を決めておく。
●停電が発生した場合、電気が復旧したときのサージによる被害を防ぐため、不要な電気機器、特に繊細な電子機器の電源を切り、コンセントを抜いておく。
●停電が発生したときに調理をする場合は、コンロやオーブンなどの電化製品の電源を切ることを忘れないようにする。
●太陽光発電を使用している家庭は、電力会社の作業員が復旧作業を行っている間の送電線への逆流を防ぐため、停電時に従うべき通常時および緊急時の操作手順について、免許を持つ太陽光発電請負業者に相談する。
その他の準備と安全のヒントはこちら。
https://www.hawaiianelectric.com/safety-and-outages/storm-center
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.2.2)