懲戒処分の警察官 氏名を公表
今までホノルル警察は何らかの処分を受けた警察官の氏名を公表することはしてこなかったが、初めて停職および免職された警察官の氏名を公表することになったとKHONが伝えている。
警察官の不正を明るみにする目的で昨年施行された新しい法律の一環だ。
毎年ホノルル警察は市の行政機関として、ホノルル市議会に懲戒処分の報告書を提出することが義務付けられており、どのような理由でどのような処分が下されたのかの詳細が書かれていたが、氏名だけは除外されていた。
しかし新しい法律により今年の報告書からは氏名が記載されている。
今年の報告書の中には、元ホノルル警察署長のルイ・ケアロハが妻のキャサリンと共にキャサリンの親族に罪を着せようとした事件に協力したことで有罪となった2人の警官ニアル・シルバとミーフン・ンギュイェンの名前もある。
また、ホームレスの男性に無理やり尿を舐めさせようとした事件で4年の実刑判決を受けたジョン・ラバゴの名前も記載されている。
2020年に懲戒処分を受けた警察官についての報告書はこちらから。
(日刊サン 2021.2.2)
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