ウォールマートで強盗未遂
ケアモク・ストリートにあるウォールマートに1月30日土曜日の夜、強盗未遂事件が起こったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
夜10時ごろ、2人の女性が2台のフラットテレビを支払いをせずに持ち出そうとしたところ、ウォールマートの従業員がそれに気付いて出口で止めようとした。
すると女性のひとりがペッパースプレーを取り出して、従業員や近くにいた買い物客にスプレーを噴射し始めた。
スプレーをかけられた人々は目の痛みで叫び、その間にその女性2人はテレビを置き捨てて逃げ去ったという。
実際に盗難はなかったもののペッパースプレーを武器として使用したためにこの強盗未遂事件は第一級犯罪にあたり、裁判で有罪となれば懲役20年の判決となる。
このような強盗は最近増加の傾向にあるという。
小売店にカッターナイフや何が入っているかわからない注射器を手に持って押し入り、店内の商品を奪っていくという事件が起こっているとハワイ小売店協会のティーナ・ヤマキ氏は小売店に注意を呼びかけている。
今回のウォールマートの強盗未遂事件では、その様子が従業員の携帯電話でビデオ撮影されていたため、犯人と思われる女性2人の姿が写っている。
撮影した従業員は、このビデオを手掛かりに早く犯人を捕まえて欲しいと願っているという。
写真:Jonathan Weiss _ Shutterstock.com
(日刊サン 2021.2.1)
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