ジョージア州で、留守中に逃亡犯が女性の自宅に忍び込み、そうとは知らずに長時間にわたり女性は犯人とひとつ屋根の下にいることになったが、警察が家に隠れている男を発見したことで一件落着したとWSBが伝えている。
ジェームズ・ラボーン容疑者(27)は、22日(月)にロズウェルの銀行を襲った後、数日間警察から逃れていた。同容疑者はトラックを衝突させて逃げ、大規模な捜索が展開されていた。
24日(水)、ラボーン容疑者は、グウィン・ケッチャムさんの家に忍び込んだ。ケッチャムさんによると、彼女の留守中に窓から侵入したようだが、犯人がいるとは気づかず、「彼がここにいる間、私は5時間もの間、家の中にいた」という。
その日の夜遅く、ケッチャムさんは物音を聞いて立ち上がり、自宅の部屋を確認したところ、何かがドアをふさいでいるのに気づいた。「部屋に入り、手を伸ばして明かりをつけると、すぐそこに男の足があった。それで明かりを消して部屋から出た」
まさか自分の家で見るとは思いもよらないものに遭遇し、ケッチャムさんはガレージに行き、911に電話した。その後、警察はラボーン容疑者を無事逮捕した。
なお、ラボーン容疑者がケッチャムの家のコンピューターでライドシェアを予約しようとしていたことが判明している。このことから、ケッチャムさんは、「犯人が私と接触することを望んでいなかったと知って安心している」と語った。
ラボーン容疑者は不法侵入と武装強盗を含む多くの罪に問われている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.31)