知らない電話番号や人物からテキストメッセージやメールを受け取ったら、電子詐欺の可能性を疑うべきだとKHON2が伝えている。
消費者保護の非営利団体「ベター・ビジネス・ビューロー(BBB)」ハワイ担当者のロゼアン・フレイタス氏は、「メッセージやメールを受け取った場合、たとえそれが有名な企業からのものだとしても、貼られているリンクを決して気軽にクリックしないように。フィッシング詐欺の可能性がある」と述べている。
フィッシング詐欺とは、偽のテキストやメールを送り、そこからリンクを貼った偽のホームページにアクセスさせ、端末機器に保存されているクレジットカード番号やユーザーID、パスワードなどの重要な個人情報を盗み出す詐欺だ。
クレジットカード会社や銀行、ショッピングサイトなど、実在する企業を装う場合もあるため、十分な注意が必要だ。
もしメールを受け取った場合には、貼られているリンクを開かずに、まずは実際の企業のウェブサイトに直接アクセスして確認すべきだという。
フィッシング詐欺は、ハワイでも増加しており、BBBが把握しているだけでも、2021年には37件だったが2022年には169件となっている。
個人情報を守るための手立てとしては、携帯などのプライバシー設定を変更することなどが挙げられている。
インターネット上でのプライバシー保護の詳細についてはこちらから。
https://www.bbb.org/article/news-releases/14023-bbb-tip-data-privacy
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.31)