先週末、州全体で大荒れの天候となり、洪水や停電などの被害が各地で確認されているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
特に、モロカイ島とマウイ島で大きな被害が出ているという。
モロカイ島では、28日(土)朝から降った大雨により、川が増水して道路に浸水し、多くの人が避難を余儀なくされた。
週が明けて30日(月)になっても天候は回復せず、モロカイ島の5つの公立学校は休校となっている。
マウイ島も大雨に見舞われ、道路が泥で覆われており、一部では危険な状態になっているという。
当局によると、主要なビーチパークは閉鎖されており、天候がよくなり次第被害の程度を調査し、散乱している木の枝などの撤去作業を開始するとしている。
路上の清掃作業や倒木の撤去作業は30日から始まっているが、天候の状況により変更されることもある。
マウイ島とモロカイ島で洪水被害にあった住民についてはこちらから報告を。
https://www.mauicounty.gov/MEMA
気象庁の予報では、週末から月曜にかけてハワイ各地で大雨が降るとのこと。
オアフ島でも29日(日)、ハレイワ近くのカメハメハ・ハイウェイ沿いで、電線に木が倒れかかる事故が起こり、両方向とも一時、通行止めとなった。
カウアイ島では、洪水警報が30日まで延長され、引き続き大雨に注意するよう呼びかけている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.30)