もうすぐスーパーボウル 何食べる?
カンザスシティ・チーブズ対タンパ・バッカナーズという対決になった今年のスーパーボウルはバッカナーズの本拠地で2月7日に行われる。
本拠地スタジアムのチームがスーパーボウルで戦うのは史上初の出来事であり、また名門ニューイングランド・ペイトリオッツで今まで20年クォーターバックとしてプレーをしてきたトム・ブレイディがバッカナーズへ移ってすぐにスーパーボウルにコマを進めたという快挙も注目されている。
今年は新型コロナウィルス感染拡大のために、自宅やスポーツバーで仲間が集まってスーパーボウルをテレビ観戦する、いわゆるスーパーボウル・パーティができない中、多くの人々が自宅で家族と共にテレビ観戦となるだろう。
スーパーボウルに欠かせないのがビールとおつまみだが、皆さん何を用意しますか?
お気に入りのレストランから宅配してもらう人、自宅で作る人など、さまざまだろうが、アメリカ鶏肉協会によると、アメリカ人は今年のスーパーボウルに14億2,000万個のチキンウィングを消費すると予想しているとフォックスニュースが伝えている。
新型コロナでレストランでの食事の機会が大幅に減った2020年において、チキンウィングの売り上げは一昨年比10.3%も上がり、金額ベースでは総売上30億ドルを記録したという。
特にエア・フライという新しい調理器が使われるようになったせいか、冷凍チキンウィングの売り上げは37.2%も増加したというから驚きだ。
アメリカ鶏肉協会の報道担当者によると「人々が家でビールを飲みながらテレビを見ている限り、チキンウィングはそこに欠かせない」という。
実際、テイクアウトでもチキンウィングは大人気で、レストラン業界が大打撃を受けた昨年、店内飲食は11%減少した一方でチキンウィングの宅配は7%伸びたという。
(日刊サン 2021.01.28)
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