ワシントン州エドモンズ市で10年間近く容疑者の逮捕に貢献した11歳の警察犬が26日(木)に引退したとフォックス・ニュースが伝えている。
ホブズという名前の警察犬は、担当官のジェイソン・ロビンソン巡査部長とコンビを組んで500回以上の通報に臨場し、166人の容疑者の逮捕に貢献し、113件の証拠を発見したという。
今回の引退に際して警察署は、「ホブズはこの地域全体の警察にとって素晴らしい資産だった。地域のコミュニティーの中に逃げ込んだ容疑者を、恐れることなく追跡してくれた」とコメントしている。
2013年9月にドイツからやってきたホブズは、ロビンソン巡査部長と組み、数々の手柄を立ててきた。
特筆すべき活躍のひとつは、2017年の武装強盗犯2人の逮捕だ。ホブズとロビンソン巡査部長は、激しい嵐の中で何時間にもわたって操作を続け、逮捕するまで諦めなかったという。
また、学校や地域でのイベントの常連でもあり、数え切れないほどのデモンストレーションを披露した。
ホブズはリタイア後、引き続きロビンソン巡査部長の家で家族とともにのんびり暮らすことになっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.27)