【ハワイニュース】HPD警官2人が容疑者1人に発砲 バニック暫定署長「直前に対話試みた」
アラモアナセンター近くのコナ通り・コナイキ通り交差点で24日夜、ホノルル警察署(HPD)所属の警官2人が容疑者に発砲した事件について、捜査が進められているとKHON2が報じている。
事件について、HPDのレイド・バニック暫定署長は次のように説明した。
「事件当時、警官らは、容疑者に向けて発砲する直前の約1~2分の間、容疑者との対話を試みていた。容疑者は右手にナイフを持ち、警官らを脅していた。しかし、容疑者がナイフを頭の上に掲げながら、警官に襲い掛かろうとした。容疑者が『腕の長さと同じくらい』近づいて来たため、やむをえず発砲した。容疑者は腕と胴体に複数の銃弾を受け、重体で病院に搬送された」
容疑者は48歳の男性で、以前、有罪判決を受けたことがあるという。発砲した警官2人の職務歴は、それぞれ1年と2年。
バニック暫定署長によると、捜査官らは現在、警官2人が事件当時着用していたボディカメラと、現場地域周辺に設置された監視カメラの映像を解析している。映像は公開されていない。
ホノルル検察官事務所は、事件について独自の捜査を進めている。
シェアする
写真:
(日刊サン 2022.1.26)