バケーションレンタル稼働率 微上昇
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ハワイ州の短期バケーションレンタル業界は、新型コロナウィルス感染拡大で大きな打撃を受け、2020年の稼働率は42.8%という結果に終わったと最近の調査で発表されたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ハワイ州観光局の1月25日の発表によると、バケーションレンタルは昨年末の数カ月に稼働率が上昇し、ホテルの稼働率を上回ったという。
9月には8.8%だった稼働率が、観光が再開された10月には22.7%と上昇し、11月に31.6%、12月には40.5%とさらに伸びた。
一方ホテル業界は、2020年の稼働率は37.1%で、2019年の80.8%から大きな減少となった。
しかし、バケーションレンタルの稼働率の上昇の一因としては供給数が大幅に減ったことが挙げられる。
レンタルユニットのオーナーが清掃や消毒、その他の制限ルールが施行されたためにレンタル自体を取りやめたためだ。
2020年にはバケーションレンタルのユニット数は39.6%も減少している。
需要数も供給数も減少した結果となったが、1泊あたりの値段も減少している。
バケーションレンタルの昨年の1泊平均価格は一昨年から18%下落して238ドル、ホテルは6%下落して267ドルとなっている。
(日刊サン 2021.1.26)
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