【世界のこぼれ話】亡くなった男性の自宅から100匹以上のヘビを発見 メリーランド州
ワシントンDCから南へ30マイルほどのところにあるメリーランド州ポンフレット市で、男性が自宅の床に倒れていると隣人から911通報があり、警官が駆けつけたところ男性はすでに死亡していた。
死因については他殺ではなく事故もしくは病死と見られている。
しかし男性の自宅に入った警官が驚いたのは、大量のヘビが飼育されていたことだった。
有毒のヘビ、無毒のヘビ、大きなものから小さなものまで合わせて124匹が飼育されており、中には州法で禁止されているヘビもいた。
コブラ、ブラック・マンバ、ニシキヘビ、ガラガラヘビなどの大型ヘビも多く、それぞれにカゴのなかで、「非常に行き届いた」手入れがされていたそうだ。
ヘビの生態に最適な温度と湿度の中で飼育されており、カゴはしっかりと施錠されていた。
また、家の中にはほとんど家具がなく、もしカゴからヘビが逃げ出しても隠れるところはなかったという。
すぐに保健所に連絡をしたものの、担当者もこんなに大量のヘビを取り扱ったことがなかったため、ノースキャロライナ州やバージニア州から専門家が招致された。
近隣住人は男性が大量のヘビを飼育していたことは知らず、男性のことを「親切な素晴らしい人だった」と評している。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.1.25)
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