ジョージア州の牧羊犬のグレートピレニーズが、羊を守るためにコヨーテの群れを撃退する際に大怪我を負い、全米ペットコンテストで「ピープル・チョイス・パップ賞」を受賞したとWANFが伝えている。3歳のグレートピレニーズの「キャスパー」は、コヨーテとの戦いの後、動物病院で3週間過ごし、その後ジョージア州ディケーターにある自宅で数カ月療養し、怪我から回復した。それから1年が過ぎ、現在ではすっかり元気になっている。
飼い主であるジョン・ウィアウィルさんは、キャスパーが受賞する価値があることはわかっていたが、受賞したときにはやはり驚いたと言い、「ノミネートされたことは嬉しいが、私たちはあまりソーシャルメディアをやらないので、彼が受賞するとは思っていなかった」と語った。
アメリカ農業連盟は、キャスパーにピープル・チョイス・パップ賞を授与した。この賞は参加者の投票によって決められるもので、10万人以上がオンラインで投票し、他の4匹の犬を抑えてキャスパーが最多得票を得たという。
トロフィーとともに賞金1000ドルが授与されるが、ウィアウィルさんの意向により、キャスパーが怪我から回復するまでの数週間を過ごしたアトランタのライフライン・アニマル・プロジェクトに寄付されることとなっている。ウィアウィルさんは、「ふさわしい犬はたくさんいる。ノミネートされただけでも名誉なことだ」と語った。
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画像:John Wierwille
(日刊サン 2024.1.24)