17日(水)の夜、オアフ島マカハ地区で、飼い犬のピットブルが雨水排水溝に入り込み出られなくなったため、大掛かりな救助活動が行われたとKHON2が伝えている。
このピットブルは2歳で、キラと名付けられている。ホノルル消防署(HFD)が最初の通報を受けたのは午後5時頃で、キラの10代の飼い主によると、いつもどおり近所を散歩していたところ、キラがニワトリを見つけて追いかけ始めた、そのうちにキラのリードが飼い主の手を離れてしまった。
報告書によると、キラはニワトリを追いかけ続け、最終的に雨水用の開渠(かいきょ)にニワトリを追い込んだという。キラはニワトリを追いかけてさらに数メートル進んだが、暗渠(あんきょ)の幅が狭くなり閉じ込められ、自力では出られなくなってしまった。飼い主の力だけではキラを助け出すことができず、キラを安全に救出するためにHFDとハワイアン・ヒューメイン・ソサエティのフィールド・サービス・チームの両方が出動。HFDはキラを慰める言葉をかけながら、懸命にキラを掘り起こし、4時間に及ぶ救出劇の末、救助隊は午後9時頃、キラを無事救出し、家族と再会した。
飼い主は、「キラ救出のために精力的に活動してくれたホノルル消防署ワイアナエ第26消防署の素晴らしいチームに感謝している」と語った。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.24)