ハワイ州土地自然資源局(DLNR:Department of Land and Natural Resources)には、動植物などの自然保護のための法律を遵守させる取締官がおり、警官と同様、違反者に対する罰金や逮捕などの権限を持つが、現在42人の訓練生がトレーニングを受けているとKHON2が伝えている。
訓練を終了すれば、3月中旬には正式に資源保護官に任命されるという。
男性37人と女性5人の訓練生は、これまでの7カ月集中講義で、実務で直面するであろう様々な問題について学んできたが、残り3カ月でさらなるトレーニングを受けることになっている。
DLNRによると、これらのカリキュラムは、ホノルル・コミュニティー・カレッジの刑事司法プログラムと共同で開発されたもので、州法や管理ルールなどの法律的問題から、漁業や狩猟の規程、銃器や水上バイク、オフロード車の操作など様々なことの習得が含まれるという。
訓練生42人は、500人以上の応募者から選ばれたエリートだ。
主任オフィサーのジェイソン・レデゥラ氏は、「ハワイの自然資源保護に必要な人材を確保すべく、訓練生の教育に予算を割り振ってくれた州議会に深く感謝している」とコメントしている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.23)