2月2日(金)から3日(土)にかけてプナホウ・カーニバルが開催されるが、今年は家族で楽しめる子ども向けの乗り物のほか、「ゼロ・グラビティ」と呼ばれるスリル満点の乗り物、そして何十年にもわたってカーニバルの特徴となっている食べ物やゲーム、セール、特別イベントが提供される予定だとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
2023年のプナホウ・カーニバルでは、「E.K.フェルナンデス・ショーズ」社の観覧車やバンパー・カー、ジッパーなどの主要なエキサイティングな乗り物やゲームもなかった。当時、同社のオーナー兼社長であるスコット・フェルナンデス氏は、パンデミックによるイベントの閉鎖と経済的苦境により、プナホウ・カーニバルやその他の小規模なイベントに大きな乗り物を提供するのに必要な資金や人員を失ってしまったと述べていた。
1932年に開始されたプナホウ・カーニバルは、伝統的に同校のジュニアクラスによって毎年開催されている。同校によると、イベントの収益は、プナホウ・スクールの生活困窮者ベースの学資援助プログラムを支援し、700人近い生徒のために使われている。
学校のウェブサイトによると、パンデミック以前、プナホウ・カーニバルは毎年約100万ドルを集めていたが、パンデミックによってカーニバルがほとんどバーチャルなものにならざるを得なかった2021年には、約33万7000ドルに留まった。また、2022年のカーニバルは、主にプナホウの在校生と学校職員とその家族を対象とした1日限りのイベントとなった。2023年には大型の乗り物やゲームなしで一般公開されたが、イベントの入場者数と資金調達に悪影響はなかったという。
今年のカーニバルのテーマは「海岸を探検しよう(Explore the Shore)」で、ブースを飾る独創的な名前から特別な記念布のデザインに至るまで、ビーチをイメージしたものになるという。広報担当社によると、カーニバルの運営には、生徒、保護者、学校職員、卒業生を含む4500人以上のボランティアが必要だという。なお、このイベントでは毎年約14万個のマラサダが販売されている。
日時:2月2日(金)と3日(土)の午前11時から午後11時まで
会場:プナホウ・スクール・キャンパス
料金: 入場は無料。乗り物やゲームなどのアクティビティ、食事などは有料。ディリンガム・ホールのチケット売り場では現金も受け付ける。
駐車場:なし。近隣の路上駐車には限りがあり、近隣の教会やその他のコミュニティ施設に有料駐車場がある。市バスも近くに停まる。
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(日刊サン 2024.1.22)