【世界のこぼれ話】新ビジネス「卵を産むニワトリ貸し出します」 ペンシルバニア州
インフレが進む中、食卓に欠かせない卵の価格も急騰している。
アメリカ農務省によると現在、卵(12個入りグレードAの白)の平均価格は2.92ドルと昨年から1.70ドル上昇しており、今後も上がり続けると懸念されるという。
そんな中、ペンシルバニア州在住のフィル・トンプキンスさんと妻のジェンさんはあるアイデアを思いついた。
いっそニワトリを自宅の庭でと飼ったらと考える人を対象にした、実際に飼う前に試めすことができる「ニワトリのレンタル」ビジネスだ。
夫妻は、フォックス・ニュースのインタビューで、「動物を飼うのは長期間にわたる責任が伴うものだ。今までニワトリを飼ったことがない人にまず試してもらうのは良いアイデアだと考えた」と話している。
レンタル期間は6カ月で、申し込むと、2〜4羽の雌ニワトリとともにポータブルのニワトリ小屋が自宅の庭まで配達される。
貸し出されたニワトリは、1週間におよそ24個ほどの卵を産むという。
レンタル料は600ドルから1,200ドルまで、オプションによって異なる。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.20)