ホノルル鉄道の工事がイヴィレイ・カリヒ地区で開始される。今後3年間、周辺地域では昼夜を問わず1日24時間の交通渋滞と騒音が予想されるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
まず、現場の電柱や電話線、地下の上下水道などの移動工事が行われ、その後、実際の鉄道の建設が始まる予定だ。
19日(木)に行われた地域住民に対する説明会では、工事を担当する「ナン」社(Nan Inc.)が、工事の内容と交通計画について話した。
それによると、今後3年間、週7日間、1日24時間、ディリンハム・ブルバードとカメハメハ・ハイウェイでは両方向(エバ方面行き/ダウンタウン方面行き)とも1車線のみの通行となるという。
また、カメハメハ・ハイウェイとディリンハム・ブルバード、ミドル・ストリートとカアアヒ・ストリートからの左折が不可となることから、周辺住民や商店などにも大きく影響することが予想される。
カメハメハ・ハイウェイとディリンハム・ブルバードの交差点、プウハレ・ロードとラウマカ・ストリート、モカウエア・ストリート、カリヒ・ストリート、マクニール・ストリートの交差点も、平日午後7時から午前5時までは閉鎖される。
工事区域のバス停については利用可能だが、一部は場所を移動することになるという。
ブルドーザーや掘削機など重機を使用して24時間体制で行われるが、騒音を伴う工事については日中に行う予定だとしている。
騒音レベルについては認可された範囲内にとどめるとしているが、ホットライン(808-566-2299)で一般からの声を24時間受け付けている。
工事道路に面している住宅や商業施設への出入りは認められるが、説明会では、懸念した住民が30分以上にわたりナン社とやり取りする場面もあった。
工事の場所や内容についての詳細はこちらから。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.20)