米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、18日(木)、転倒やけがの危険性により、ウォルマートをはじめとする大手小売りチェーンで販売されていたベッド50万台以上のリコールを発表した。
KHON2の報道によると、リコールの対象となるのは「ホームデザイン」社の布張り薄型スタンダードベッドとプラットフォームベッド、52万7177台だ。価格は100ドルから300ドルで、2018年7月から2023年11月までの期間、家具チェーンのウェイフェア(Wayfair)、ウォルマートのウェブサイト(Walmart.com)、Overstock.com(現ベッド・バス&ビヨンドのウェブサイト)にて販売されていた。
CPSCによると、リコールされたベッドは「使用中に壊れたり、たるんだり、倒れたりする」可能性があるという。ホームデザイン社は、これまでに36人の負傷者を含む128件の報告を受けている。
リコール対象製品は下記のとおり。
●Home Design Tufted Upholstered Low Profile Standard Beds(品番:80002、80032、80055)
●Home Design Tufted Upholstered Low Profile Platform Beds(品番:80071、80053)
それぞれサイズやカラーが複数展開されている。品番は説明書および包装に記載されている。また、リコール対象のベッドフレームには、ヘッドボードの裏側に法令ラベルが貼られている。
CPSCは消費者に対し、該当するベッドの購入者は、ただちに使用を中止し、スラットとサイドレールの無料交換をホームデザイン社に依頼するよう促している。交換品を受け取るには、ベッドの写真と法令ラベル、または購入証明書を [email protected] まで送る必要がある。
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画像:cpsc.gov
(日刊サン 2024.1.19)