金融会社「WalletHub」が新しく発表した調査によると、ハワイ州はドライバーにとって最悪な州であることがわかったとKHON2が伝えている。
WalletHubは、全米50州を31の主要な移動指標で比較した。平均的なガソリン価格からラッシュ時の渋滞、道路の質まで、さまざまなデータを集め、「2024年度・運転するのに最高な州・最低な州(Best & Worst States to Drive in)」を決定した。
この調査では、「渋滞に平均51時間費やされたせいで、平均的なドライバーは2022年に869ドルも損をしている」という結果が出ている。また、米国は世界の交通渋滞ワースト25のうち8都市を占め、ワースト25のうち19都市が北米にある都市となっている。
同調査に携わったアナリストのカサンドラ・ハッペ氏は、「自動車の所有に関連する費用について考えるとき、通常、定期的なメンテナンス費や保険料、ガソリン代などが思い浮かぶだろう。しかし、多くの人が見過ごしているのは、交通渋滞は時間を無駄にするため、非常に高いコストがかかることだ。そのため、車の運転に最適な州は人口がまばらな傾向がある。また、 安全性や道路の質などの要素も重要だ」と述べている。
ハワイ州は、「降水量」が2番目に多く、「人口1人当たりの自動車修理工場の数」が最も少なく、「人口1人当たりのカーウォッシュの数」が3番目に少なく、「平均ガソリン価格」が2番目に高いなど、全体的にドライバーにとって悪条件が重なっていることがわかった。
上下10位のランキングは下記のとおり。
ワースト10
- ハワイ州
- ワシントン州
- デラウエア州
- ウエストバージニア州
- カリフォルニア州
- マサチューセッツ州
- ネバダ州
- ロードアイランド州
- バーモント州
- モンタナ州
ベスト10
- アイオワ州
- ジョージア州
- カンザス州
- オクラホマ州
- アラバマ州
- ノースカロライナ州
- オハイオ州
- テネシー州
- テキサス州
- ノースダコタ州
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.19)