悪天候に要注意
週末からハワイは低気圧前線に覆われているが、明日まで嵐の影響が続くとみられて注意が必要だとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
18日にはカイムキで家の屋根が強風で吹き飛ばされ、カイルアではセーフウェイの向かい側で大木が倒れるなどの被害が相次ぎ、オアフ島では吹き飛ばされた屋根の一部が電線にぶつかって数千軒の停電が起こった。
発達した嵐は18日午後にはマウイ島とハワイ島の一部に移動し、オアフ島を含め非常に大きな雨をもたらした。
モロカイ島では24時間以内の雨量が12インチに達している。
ハワイアン・エレクトリックによると、18日午後5時にはマカハ、ナナクリ、ワイアナエ周辺で3,444軒、ヘエイア、カネオヘ、ワイカルア周辺で3,246軒、ハウウラ、ライエ、プナルウ周辺で403軒の住宅が停電した。
気象庁では激しい雨の可能性はまだ残っており、洪水にはまだ注意が必要だという。
地盤が緩んでいるところもあるので、雨が上がってからも倒木や落石などに気をつけるようにということだ。
(日刊サン 2021.1.19)
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