長い間延期されていたオアフ島の3つの公営住宅再開発プロジェクトが先週、大きな一歩を踏み出し、2026年には554戸、2028年にはさらに911戸が新たに建設される見込みであるとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
これらの1465戸のほとんどは低所得者向けの賃貸住宅で、メイヤー・ライト・ホームズ、HPHAの管理キャンパス、クヒオ・パーク・テラスの2つの部分(クヒオ・ホームズとクヒオ・パーク・テラス・ローライズ)という3つのプロジェクトだ。これらは、カリヒやその近郊にある荒廃したハワイ公営住宅を再開発する大規模なプロジェクトの初期段階となる。また、一部には、高所得者に販売するための借地権付きコンドミニアムも含まれる可能性がある。
この3つのプロジェクトの総開発費は8億9200万ドルだ。この3件のうち、着工に最も近いプロジェクトは、スクール・ストリートにあるHPHAの12エーカーの管理キャンパスの一部に250戸の高齢者向け賃貸アパートを追加するというもので、過去の困難を経て3月に着工予定となっており、予想通り建設が進めば、2026年には入居可能となる。一部の住戸ではホノルルの中間所得額の30%まで、その他の住戸では最大50%または60%の収入しかない世帯に制限されることになる。家賃はスタジオが553ドルから1241ドル、1ベッドルームが580ドルから1317ドル、2ベッドルームが666ドルから1550ドルとなっている。
クヒオ・パークでは、既存の低所得者向け賃貸住宅176戸を、低所得者、中所得者、高所得者向けの新規賃貸住宅650戸に入れ替える予定となっている。
フェーズ1では、4棟304戸のアパートメントが開発され、既存の64戸と入れ替わる。工事は7月から9月の間に開始され、その後2026年に入居が開始される予定だ。
現在の収入データに基づく予想月額家賃は、スタジオが767ドルから1224ドル、1ベッドルームが562ドルから1296ドル、2ベッドルームが637ドルから1519ドル、3ベッドルームが1044ドルから1723ドル、4ベッドルームが1129ドルから1887ドルとなっている。
メイヤー・ライト・ホームズでは、2028年から2036年までの4段階のフェーズで、15エーカーの敷地に10棟のタワーを建設し、2450戸の新しい住宅への建て替えを計画している。
フェーズ1は3棟のタワーと911戸の住宅からなり、2028年の引き渡しが予定されており、総工費は5億4600万ドルと見積もられている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.17)