マウイ郡は連邦緊急事態管理庁(FEMA)および米陸軍工兵隊(USACE)と協力し、16日(火)からラハイナで瓦礫撤去作業を開始する。瓦礫の一時保管はオロワルで行われるとKHON2が伝えている。
USACEと他の請負業者は、オロワル一時瓦礫保管場で作業を開始し、「所有者が立ち入り手続きを完了した地域」のみで作業を行う予定となっている。
マウイ郡のリチャード・ビッセン郡長は、「これはラハイナにとって重要な次のステップであり、多くの政府、コミュニティ、民間パートナーの協力に感謝している」と述べた。
瓦礫は、物質が空気中に舞い散るのを防ぐため、ブリトー方式で包まれる。この作業では、瓦礫を水で濡らし、工業用プラスチックで包んでから密閉し、トラックに積んで運搬する。瓦礫を積んだトラックの移動ルートはマウイ郡によって指定されており、ホノアピイラニ・ハイウェイを進み、カプナケア・ストリートを左折してフロント・ストリートまで進み、最終的にホノアピイラニ・ハイウェイに復帰してラハイナ・バイパスに到達する段取りとなっている。
環境管理局のシェイン・アガワ局長は、「この不可欠な瓦礫撤去作業が始まるにあたり、交差点でのトラック交通量の増加がドライバーや住民に不便をもたらす可能性があることを理解している」と述べた。
なお、オロワル・コンビニエンス・センターへのアクセスが必要な人のために、訓練を受けた係員が交通整理を行い、住民と作業員それぞれの出入りルートが指示されることとなっている。
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(日刊サン 2024.1.16)