12年経って犬と再開
12年前にスミスさん一家はゾウイーという名前の片目のピットブルを飼っていた。
片目しかないゾウイーは見た目はちょっと怖い感じだが、実際には本当に優しくておとなしい犬だったという。
その頃子供だったアシュリーさんは毎晩仔犬のゾウイーと一緒に寝ていたほど可愛がっていたが、2009年に一家は引っ越しをせざるを得ない状況になり、ペットを買うことを認めてくれる適当な賃貸住宅を見つけることができなかったためにゾウイーを手放さなくてはならなかった。
ゾウイーを引き取った新しい飼い主とはその後しばらくして連絡が取れなくなりそのまま12年が過ぎたある日、ハワイアン・ヒューメイン・ソサエティから1本の電話がかかってきた。
マイクロチップに残された記録が12年前のゾウイーの時のままだったのだ。
スミスさん一家は12年経ってゾウイーと再会して引き取ることになったが、ゾウイーの状態はあまり良かったとは言えず、スミスさん家族のことも覚えていなかったという。
「でも、戻ってきてくれただけで嬉しい。これから大切にします」
14歳になったゾウイーは今、スミスさん一家に可愛がられながら幸せに暮らしているとKHONが伝えている。
(日刊サン 2021.1.15)
シェアする