【ハワイニュース】空きビン・缶集めてリサイクル 大学進学の奨学金へ 14歳少年がNPO設立
ゲンシュウ・プライスさんはまだ14歳だが、すでに自分の非営利団体「ボトルズ4(フォー)カレッジ」を設立したとKHONが伝えている。
「元々は空きビン・缶を集めるというのは僕自身の大学進学費用として父が考えたことなんです」
しかしキング中学校の8年生であるゲンシュウさんはもっといいアイデアを思いついた。
「僕自身のためにやるのではなくて、リサイクルできる空きビン・缶を集めて現金にして、大学に進学したい願うハワイに住む子供達のための奨学金プログラムを設立することにしました」
「ボトルズ4カレッジ」は2021年3月に設立され、ゲンシュウさんは325,000個以上のビン・缶を集めてリサイクルしたという。
現金の寄付もあり、ゲンシュウさんは初年度におよそ2万ドルを集めたが、ゲンシュウさんの目標は1年間に400万個のビン・缶を集めることだ。
これは1人か2人の生徒が1年間大学で学ぶことができる金額に相当するという。
ゲンシュウさんはこの週末にビン・缶の寄付を一般から募る寄付活動を行うことにしている。
1月15日(土曜日)と16日(日曜日)の両日、午前8時から午後4時まで、パールリッジ・センターの元シアーズのオートセンター跡地の駐車場で、ビン缶を受け付けているので、自宅に空きビン・缶がある人はぜひ持ち込んで欲しい。
「ボトルズ4カレッジ」の活動についての詳細や寄付はこちらから。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.14)