英国コップルに住むアンドレア・リチャードソンさん(49歳)は2019年7月にダイエットすることを決意した。
「最初の娘エリザベスを1997年に出産してからずっと太っていて、2人目の娘イザベラを出産してからも体重が落ちることはありませんでした。その娘は今18歳です。ある日衣類の片付けをしたときに、自分の服のサイズがどんどん大きくなってきていることに気がつきました。そして車の運転席に座ったときに、自分の腹が太腿の上にのっているような感じがして、これではいけないとダイエットをする決心をしました」
それからアンドレアさんは減量プログラムに参加して、6カ月間で57ポンド(およそ25キロ)減量することに成功した。
そして2020年8月に友人と話をしていたときに乳ガンの話題になって自分の胸を触診してみたら左乳房に小さなしこりを発見し、病院で検査してもらったところステージ1の乳ガンだったとフォックス・ニュースが伝えている。
しこりはあばら骨のすぐそばで、マンモグラムでは見つけられなかったのだ。
アンドレアさんは「もし太っていた時のままだったら、私はしこりを見つけることはできなかったと思います。乳ガンを早期発見できて本当によかった。減量したことで私は命拾いしました」と述べている。
アンドレアさんはその後2回の手術と放射線治療を受けて、今ではすっかり元気に暮らしており、地元で減量に取り組むグループを主催している。
「私は減量をきっかけにして人生が変わりました。他の皆さんにも健康について真剣に考えてもらいたいと思っています」
写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.13)
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