看護師として徹夜の長い勤務の後で自宅の通路の雪かきをしてくれた妻に感謝の気持ちを伝えたツイートが炎上したとフォックス・ニュースが伝えている。
カナダのマニトバ州の政治家であるジョン・レイズ氏の妻は徹夜明けの勤務を終えて自宅に帰った朝、自宅のガレージ前の通路の雪かきをしてくれたとツイッターに投稿した。
「昨夜、病院で12時間の徹夜の勤務の後でも、私の妻はガレージ前の通路の雪かきをするエネルギーがある。妻を含めて全ての医療従事者に神の祝福を。妻のために朝食を作る時間だ」というメッセージとともに、妻であるシンシアさんが雪かきをしている姿の写真が投稿された。
投稿以来、45,000件以上の「いいね」と27,500件のリツイート、17,800件以上のコメントが投稿されたが、全ての人がレイズ氏の投稿に賛成していない。
「待ってよ、12時間勤務の後、朝食も食べずに雪かきしてるわけ?」
「どうしてあなたが雪かきしないの?もしあなたが雪かきをできない何か特別な理由があるのであれば、どうして誰かを雇わないの?そうしたらあなたの奥さんはきれいになった通路を通ってガレージに車を停めてベッドに直行できるじゃないの?あなたには呆れたわ」
この二つのコメントには一番多くの「いいね」がついたという。
特にレイズ氏はその前のツイートでその朝テレビでテニスの試合を観ていたと投稿していたために、氏の倫理観を批判するツイートが多く寄せられてしまった。
ツイッターが炎上してしまったことに驚いた夫は弁明のコメントを出し、妻の方も夫を擁護するコメントを投稿した。
「私は土曜日の朝の清々しい屋外で運動も兼ねて雪かきをしただけです。私たち家族にとっては家事は分担するものなので、できる人がやっています。気がついたら家族のために何かをやってあげるということは当たり前のことなのです」
写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.12)
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