カネオヘ海岸で焚き火
週末にハワイでのある出来事がビデオや写真でオンライン上に出回った。
それは、複数の人々がカネオヘ・ベイのサンドバーでクリスマスツリーと見られる木に燃料をかけて火をつけて燃やし、それを大勢のグループが楽しみながら見ているというものだ。
ビーチを管理するハワイ州国土天然資源局(DLNR)は、この行動は違法であり、海岸や海洋生物に対して有害な行為だと非難しているとKHONが伝えている。
「カネオヘ・サンドバーでのクリスマスツリーを燃やす行為は、ハワイ州法に違反しているだけでなく、今年は新型コロナウィルス対策としてのルールを遵守していない。ソーシャルメディアでの写真を見ると、大勢の人々がマスクを着用せずに肩と肩が触れ合うくらいの距離で立って、燃料をかけた木が燃え上がるのを見ている」
1月9日の夜に通報を受けた国土天然資源局の管理官がホノルル警察とともに現場に向かったが、焚き火の主導者たちを確定することができなかったという。
主任管理官のジェーソン・レデゥラ氏は「我々管理官はいつでもどこにでも立ち会うことができない。不法行為が行われているという通報が早ければ、違反者を教育し、必要なら違反チケットを発行することができる。人々には、我々のアイナ(大切な大地)を敬う気持ちを持って欲しい」と述べている。
このような不法行為を国土天然資源局に通報する場合には、808-643-3567に電話をするか、iPhone にもアンドロイドにも対応している無料のDLNR Tipアプリからメッセージを送って欲しいという。
(日刊サン 2021.1.12)
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