健康で暮らすために「これさえ食べていれば大丈夫」という魔法の食べ物はない。
色々なものをバランスよく食べ、適度な運動を欠かさず、タバコやアルコールを避けることが健康維持には大切な要素だ。
しかし、色々なものをバランスよく食べると言っても実際にはどうしたらいいのか?
栄養学の専門家がフォックス・ニュースで説明している。
マッケンジー・バーゲスさんは栄養学の資格を持っている専門家だが、人々にレインボーカラーの食事をするよう推奨している。
7色の色はそれぞれの栄養素を示しており、色々な色の食べ物をとることで様々な栄養素を取り入れることができるためだが、下記はその一例。
1 緑色野菜
ほうれん草、ケールなど濃い緑色の野菜はビタミンが豊富で抗酸化作用もある。毎日少なくとも1回は緑の野菜を食べると、記憶力や思考力にも良いらしい。
2 ベリー類
ラスベリー、ブルーベリー、ブラックベリーなどのベリー類はスムージーにしたりオートミールに入れたりすると摂取しやすい。ベリー類の中に含まれるアントシアミン(ポリフェノールの一種)は視力や老化防止にも良い。
3 青色魚
いわゆる青魚に含まれる脂分オメガ3は50歳以上の人には欠かせない。炎症を抑える働きがあり、神経痛や心臓病にも効果があると言われている。
4 カリフラワー
カリフラワーは今最も流行している健康食品だそうだ。カロリーは低いが、ビタミンCや食物繊維が豊富で、炎症鎮静作用がある。
5 トマト
トマトは抗酸化作用のあるリコピンを多く含んでいる。抗癌作用があり、日光から皮膚を守ってくれる働きがある。また血圧をコントロールしてくれるポタシウムも多く含まれている。
6 豆類
タンパク質と食物繊維が豊富な豆類は非常に健康に良い食べ物だ。脳の働きを維持するフラボノイドもたくさん含まれている。サラダに入れたり、カレーに入れたり簡単に取れる便利な食品だという。
7 チョコレートとコーヒー
ポリフェノールの含まれているダークチョコレートは体に良いが、できれば70%以上カカオ豆が含まれているものがおすすめ。コーヒーにも抗酸化作用のあるカフェストールとカウェオールという物質が含まれている。ただし、どちらも糖分には注意を。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.11)
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